研究課題
挑戦的萌芽研究
我々は腎障害進展に対するオートファジーの保護作用について、オートファジー不全マウスおよび培養尿細管細胞を用いて、シスプラチン腎症、尿酸腎症、シクロスポリンによる代謝ストレス、代謝性アシドーシスのモデルにより検討した。オートファジーの保護作用のメカニズムとしては、傷害を受けたミトコンドリアや破たんしたリソソームあるいは凝集蛋白を除去することによりDNA障害や酸化ストレスの軽減などをきたすことが考えられた。これらのデータは慢性腎障害進展抑制薬の新規治療法を考えるうえで有効と考えられた。
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (2件) (うち招待講演 2件)
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