研究課題/領域番号 |
24660048
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域・老年看護学
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研究機関 | 長野県看護大学 |
研究代表者 |
多賀谷 昭 長野県看護大学, 看護学部, 特任教授 (70117951)
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研究協力者 |
那須 裕 長野県看護大学, 看護学部, 看護学科名誉教授 (50020839)
北山 秋雄 長野県看護大学, 看護学部, 看護学科教授 (70214822)
深山 智代 長野県看護大学, 看護学部, 看護学科名誉教授 (70060746)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 里山 / 健康資源 / 尺度開発 / ソーシャルキャピタル / 中山間地域 / Satoyama / 健康 / 地域アイデンティティ / 質問紙調査 / 自然環境 / コミュニティ / 健康資源開発 / 人間生活環境 |
研究成果の概要 |
里山の環境の健康への影響を明らかにするため、里山の環境の評価尺度の開発を試みた。現地調査と面接により質問項目を作成し、26集落510戸を対象に調査を実施した。242人の回答を分析し、27項目の6下位尺度(人々との絆、地域への愛着、自然の恩恵、共同体運営への関心、共同体の構造的強度、人間関係の窮屈さ)を得た。 これらの健康への影響を検討するため、健康尺度SF-8を目的変数として重回帰分析を行った結果、共同体の構造的強度と地域への愛着が高く人間関係の窮屈さが低いほど精神的健康が良好であることが示された。自然の恩恵は直接的な寄与を示さなかったが、濃密な人間関係の逆機能を減じる効果が認められた。
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