研究課題
研究活動スタート支援
近年、気候変動による海洋生態系への影響が懸念されている。だが、その動態を広範囲かつ連続的に観測することは難しい。そこで、本研究では海洋生態系の高次捕食者である海鳥・オオミズナギドリにデータロガーを装着・回収することで、様々な海域(亜熱帯~亜寒帯)において彼らの採餌行動から生物資源ホットスポットを特定し、その形成の特徴を明らかにした。また、採餌域と海洋環境の相関からハビタットモデルを構築し、今後予測される水温上昇シナリオに対する彼らの応答を明らかにした。本研究の結果から、オオミズナギドリの採餌行動を指標とすることで、日本周辺海域における海洋生態系動態のモニタリングが可能であることが示唆された。
すべて 2014 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (16件) (うち招待講演 4件) 図書 (2件) 備考 (9件)
Behaviour
巻: 151 号: 5 ページ: 683-701
10.1163/1568539x-00003163
Environmental Science & Technology
巻: 47 号: 14 ページ: 7862-7867
10.1021/es4014773
Mikurensis
巻: 2 ページ: 3-11
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=374987129276934&set=a.374987112610269.1073741826.123346951107621&type=3&theater
Journal of Avian Biology
巻: 44 号: 6 ページ: 603-608
10.1111/j.1600-048x.2013.00103.x
J. Exp. Biol
巻: 216 ページ: 3175-3182
10.1242/jeb.079905
Waterbirds
巻: 35 号: 2 ページ: 248-259
10.1675/063.035.0207