研究課題
基盤研究(B)
本研究では、我々がこれまでに開発を進めてきたアルツハイマー病のタウ病理を画像化するためのPETプローブについて、精密機能解析を基盤としてさらなる性能向上を目指したプローブ構造最適化に取り組んだ。結果として、従来プローブのアリール構造をピリジン構造に変え、側鎖のフロロプロパノールの立体構造をS-エナンチオマー型にすることで、脳内動態性を大幅に向上させ、白質への非特異的集積を低減させることができた。臨床PET研究により、アルツハイマー病患者で、タウ病理の好発部位である海馬傍回や下側頭回に高いプローブ集積を認めた。以上より、目的とするタウプローブの構造最適化を実現できた。
すべて 2016 2015 2014 2013
すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 7件、 謝辞記載あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (13件) (うち国際学会 1件、 招待講演 1件)
Journal of Nuclear Medicine
巻: 57(4) 号: 4 ページ: 608-614
10.2967/jnumed.115.166652
J Nucl Med
巻: 57 号: 2 ページ: 208-214
10.2967/jnumed.115.164848
Mol. Imaging Biol.
巻: 未定 号: 2 ページ: 258-266
10.1007/s11307-015-0879-8
JSMI Report
巻: 8 ページ: 3-7
INNERVISION
巻: 29 ページ: 11-14
Brain
巻: 137 ページ: 1762-1771
European Journal of Nuclear Medicine and Molecular Imaging
巻: 41 号: 5 ページ: 816-826
10.1007/s00259-013-2681-7
巻: 印刷中