研究課題
基盤研究(C)
本研究は、環境被害地域の再生・復興に関する政策対応の日米比較分析を通して、政策過程におけるメディエーション(協働的合意形成)の手法やその有効性について、検討を行ったものである。本研究を通して、環境被害地域の再生・復興を実現するための実効力あるメディエーションの実現には、隘路となる関係者間の不信感の除去、対立関係の解消、問題認識や目的意識の共有といった問題を解消するための手法、さらに住民が公共問題を理解し、現実的な政策議論をなし得るための「社会学習」の場の提供、これらを政策に組み込み、1つの社会システムとして機能するよう制度化する必要があることを明らかにしたものである。
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崇城大学紀要
巻: 40 ページ: 31-46
120005576603