研究課題/領域番号 |
25380055
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
公法学
|
研究機関 | 熊本県立大学 |
研究代表者 |
佐藤 雄一郎 熊本県立大学, 総合管理学部, 准教授 (30572953)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | 発達障害 / 教育を受ける権利 / 合理的配慮 / 人権主体性 / 医療と法 / 障害者の人権 |
研究成果の概要 |
大学において発達障害の学生に対し合理的配慮を行うか否か、行うとしてどのような合理的配慮を行うかを決定していく過程においては、学生の教育を受ける権利、大学側の体制面と財政面、「均衡を失しない」又は「過度ではない」負担、学外の専門家等の第三者による意見の参照、当該学生による根拠資料の提示、大学教員の教授の自由といった要素を考慮する必要がある。これらの諸要素間の調整については、行政法学における判断過程統制の議論が参考になるが、その際には当該学生が合理的配慮を受けて初めて他の学生と公平に評価されうるという合理的配慮の目的に照らし、当該学生の教育を受ける権利を中心にした上で諸要素の調整を行う必要がある。
|