研究課題/領域番号 |
25450277
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水圏生産科学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
松下 吉樹 長崎大学, 水産・環境科学総合研究科(水産), 教授 (30372072)
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研究分担者 |
菅 向志郎 長崎大学, 水産・環境科学総合研究科(水産), 准教授 (60569185)
清水 健一 長崎大学, 水産・環境科学総合研究科(水産), 准教授 (20533946)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 光 / イカ類 / 蝟集 / 餌生物 / 胃内容物 / DNA / 集群 |
研究成果の概要 |
集魚灯を点灯中の生物群集の分布と密度を調べ,同時にツツイカ類(以降,イカ)の胃内容物を特定することで摂餌集群説を検討した。 集魚灯周囲の動物プランクトンにはカイアシ類と端脚類が多かった。イカの空胃率は日没から深夜にかけて高くなる傾向があった。19個体の胃内容物のDNAから,共食いの他,イワシ類,マルソウダやマハタなどが特定された。以西底曳網漁業により漁獲されたイカの胃内容物は底魚類であった。イカは分布水深に生息した生物を日和見的に捕食していることが推測された。イワシ類などは動物プランクトンを捕食するために集魚灯に蝟集した可能性があるため,複数の食段階を含んだ摂餌集群の可能性が示唆された。
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