研究課題/領域番号 |
25462267
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
八幡 俊男 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 助教 (40380323)
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研究分担者 |
上羽 哲也 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 教授 (00314203)
東 洋一郎 高知大学, 教育研究部医療学系基礎医学部門, 助教 (80380062)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 悪性脳腫瘍 / 幹細胞 / 代謝 / 膠芽腫 / エピジェネティクス / ヒストン |
研究成果の概要 |
膠芽腫幹細胞において高発現する遺伝子としてCD146を同定した。CD146は膠芽腫幹細胞の増殖に関与し、G2/M期で高発現し、発現低下するとG0/G1期の細胞を増加させることを明らかにした。膠芽腫幹細胞の代謝では、酸化的リン酸化が優位であり、分化細胞では解糖系が優位であることが分かった。膠芽腫細胞におけるCD146の発現低下は代謝を解糖系から酸化的リン酸化にシフトさせた。さらに、膠芽腫幹細胞においてヒストン脱アセチル化酵素の活性にCD146の発現は影響を与えた。CD146は幹細胞の増殖や糖の代謝経路に関与し、幹細胞性の維持や細胞分化に寄与するHDAC活性にも影響を与える可能性が示唆された。
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