研究課題/領域番号 |
25462432
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔科学
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
田中 具治 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (10402893)
|
連携研究者 |
廣田 喜一 関西医科大学, 医学部, 准教授 (00283606)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | マイクログリア / IL-1b / 麻酔薬 / 炎症性サイトカイン / マイクリグリア / IL-1 |
研究成果の概要 |
全身麻酔薬(代表的薬剤としてイソフルランおよびプロポフォール)は、マイクログリアの培養系において、LPS刺激下での炎症性サイトカインとくにIL-1bの誘導を、容量/時間依存的に抑制した。また麻酔薬は、LPSにより誘導されるMAPKのリン酸化を抑制し、この機構が麻酔薬作用の機序であることが示唆された。一方、マウスにLPSを投与した敗血症モデルにおいても、イソフルランは脳内のIL-1b誘導を抑制し、血中ACTHの誘導も抑制することが示された。以上から、麻酔薬は敗血症時の脳内IL-1b誘導を抑制し、副腎ー下垂体軸によるストレス反応に大きな影響を与える可能性があると考えられた。
|