研究課題/領域番号 |
25640118
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物資源保全学
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
多羅尾 光徳 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 准教授 (60282802)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 微生物保全 / 生物多様性 / 微生物多様性 / 異種間相互作用 / 原生動物 / 細菌群集構造 / 原生生物 |
研究成果の概要 |
細菌の捕食者である原生動物が細胞外に分泌する物質(PECEs)をシグナル因子・増殖促進因子として利用する細菌が存在するとの仮説の下に研究を行った。モデル原生動物のセン毛虫Tetrahymena thermophila由来のPECEsを用い,二つの手法で研究を行った結果,次の成果を得た。(1)PECEsを含む液体培地にて淡水細菌群集を培養し,群集構造の経時変化を観察した。その結果,PECEsは細菌群集構造の安定化に寄与する作用がある可能性が示された。(2)PECEsを含む寒天平板培地にて淡水細菌群集を培養した結果,PECEs存在下においてのみ増殖しコロニーを形成する細菌の分離培養に成功した。
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