研究課題
若手研究(A)
キセノンを用いた暗黒物質探索実験において、ラドンは主なバックグラウンド源の一つである。本研究では、キセノン中に含まれるラドンを選択的に共鳴イオン化して除去することを目指し、共鳴四波混合を用いて高出力・狭線幅・波長安定性に優れたナノ秒パルス真空紫外レーザーを開発した。また、共鳴イオン化技術を不純物クリプトン分析に適用し、XMASS検出器のキセノンガスに含まれるクリプトン濃度は測定誤差7%で約100 pptと得られた。
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Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A
巻: 797 ページ: 64-69
10.1016/j.nima.2015.06.037