研究課題/領域番号 |
25780100
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
政治学
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研究機関 | 北九州市立大学 (2016) 立教大学 (2014-2015) 早稲田大学 (2013) |
研究代表者 |
中井 遼 北九州市立大学, 法学部, 准教授 (10546328)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | ナショナリズム / 計量分析 / 選挙 / 民主主義 / 民族主義 / ラトビア / 比較政治学 / 帰属意識 / 政党 / 比較政治 / エストニア / ナショナル・プライド / 領土問題 / 世論調査 / ラトヴィア / 国際情報交換 / 新興民主主義国 / 政党政治 |
研究成果の概要 |
発見は大きく3つである。第1に,新興民主国で発生しやすい選挙時の民族主義的な動員は,低格差国では社会統合的な側面を有する傾向がある一方,高格差国では排斥的なそれに転嫁しやすい。但しこれが新興民主国特有の現象であるか不明のため成果公刊には至っておらず引き続きの研究を要する。第2に,上記のような選挙近接効果が数か月間の短期間でも観察されることがある。またその過程では極右政党等以上に中道政党等の影響も看過できない可能性が高い。第3に,領土交渉等の国家間交渉においても,世論圧力の回避のために選挙近接時ほど妥結に至りにくいことが確認され,頻繁な民主的選挙と柔軟な外交交渉の両立困難性が示唆された。
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