研究課題
若手研究(B)
根寄生雑草ストライガは気孔閉鎖に関わるアブシジン酸(ABA)濃度が宿主よりも高く、ストライガ寄生により宿主ABA濃度は増加する。本研究では、ストライガがABAを合成し宿主へ輸送しているかを調べた。ストライガ独立個体のABA濃度はソルガムに寄生したストライガと同様であったことから、ストライガ自身がABAを合成していることが分かった。ストライガ独立個体のABA濃度は浸透ストレスの影響は受けなかった。一方、重水素で標識されたABAをストライガの葉に塗布して宿主ソルガムへの輸送を調べたが、分析データのばらつきが大きく、ストライガからソルガムへのABAの移動を確証するには至らなかった。
すべて 2015 2014 その他
すべて 国際共同研究 (1件) 学会発表 (2件)