研究課題/領域番号 |
25889015
|
研究種目 |
研究活動スタート支援
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
構造・機能材料
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
栃木 栄太 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (50709483)
|
研究期間 (年度) |
2013-08-30 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 粒界 / アルミナ / 破壊 / ドーパント / 透過型電子顕微鏡 / その場機械試験 / 粒界破壊 / 不純物元素 / その場観察 / インデンテーション |
研究成果の概要 |
本研究では原子レベルでの粒界破壊現象を探求するため、原子分解能透過型電子顕微鏡法とその場機械試験法とを併用した実験的手法の開発と基礎的データの収集を行った。Zr添加アルミナΣ13粒界の透過型電子顕微鏡その場ナノインデンテーション試験を行った結果、粒界に沿った亀裂の進展が見られた。さらに、原子分解能走査透過型電子顕微鏡により粒界破面を観察したところ、両破面上に数原子層のZr原子が残存していることが確認された。このことより、Zr添加アルミナΣ13粒界の破壊はZrの偏析層内で起こることが明らかとなった。また、本実験手法は原子レベルでの粒界破壊現象を探求するために有効であることが示された。
|