研究課題/領域番号 |
26370109
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
美学・芸術諸学
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研究機関 | 成城大学 |
研究代表者 |
津上 英輔 成城大学, 文芸学部, 教授 (80197657)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | メーイ,ジローラモ / アリストテレース『詩学』 / プトレマイオス『調和論』 / メーイ、ジローラモ / Mei, Girolamo / メーイ / アリストテレース / 『詩学』 / 『古代旋法論』 / 旋法論 |
研究成果の概要 |
メーイ(Girolamo Mei)は,西洋世界でそれまで不思議に交わることのなかった古代音楽理論の伝統とアリストテレース『詩学』の伝統とを初めて結び合わせた.すなわち,彼は独自の解釈によるギリシャ旋法理論を,『詩学』に見られる古代悲劇の強い情動喚起作用の説明手段とすることで,両者の融合を成し遂げた.その際,厳密な『詩学』解釈から導き出された彼の「ギリシャ悲劇は全篇歌われた」とする解釈が両者の橋渡しとなった.一連の解釈を経て,彼は当時一般的であった制作論とは趣を異にする効果の美学に到達することができた.
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