研究課題/領域番号 |
26550110
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境政策・環境社会システム
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
市橋 勝 広島大学, 国際協力研究科, 教授 (10223108)
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研究分担者 |
金子 慎治 広島大学, 国際協力研究科, 教授 (00346529)
吉田 雄一朗 広島大学, 国際協力研究科, 教授 (70339919)
後藤 大策 広島大学, 国際協力研究科, 准教授 (80432847)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 排出権取引 / 温暖化問題 / 排出権取引制度 / 産業連関分析 / CBDR原則 / 国家主権 / 経済効果 |
研究成果の概要 |
主に以下の成果を得た。(1)CBDR (Common But Differentiated Responsibilities)原則のもとで国家主権を認めてもなお、排出権取引とオフセットを組合せたグローバルな制度は社会的最適を達成し得ない可能性があること。その理由は、世界全体をデザインできる主体がいないからであり、個別国の最適化は全体最適とはならないためである。 (2)個別的な制度導入の効果に関しては日本での制度導入の効果をシミュレーション計算し、従前の研究との違いを比較した。我々の推定では、制度導入による経済成長への効果はマイナスとなるが、この結果は環境省(2012)などと同じであった。
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