研究課題/領域番号 |
26670802
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
形態系基礎歯科学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
高田 隆 広島大学, 医歯薬保健学研究院(歯), 教授 (10154783)
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研究分担者 |
宮内 睦美 広島大学, 医歯薬保健学研究院(歯), 准教授 (50169265)
北川 雅恵 広島大学, 病院, 助教 (10403627)
古庄 寿子 広島大学, 医歯薬保健学研究院(歯), 助教 (00634461)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 早産 / 歯性感染 / Porphyromonas gingivalis / Galectin-3 / N-アセチルラクトサミン / TNF-a / COX-2 / 早期低体重児出産 / 胎盤栄養細胞 / LPS |
研究成果の概要 |
歯性感染と早産(PB)の関係が注目されているが、その機序は未だ明らかでない.我々はPg歯性感染マウスの胎盤でGalectin-3発現が上昇することを明らかとした.本研究ではGalectin-3の抑制剤であるN-アセチルラクトサミン(NLac)がPg歯性感染の誘導するPBに及ぼす影響について調べた.NLacはPg-LPS刺激で産生されるGallectin-3の作用を阻害し,TNF-a, COX-2 やGalectin-3などの出産促進因子発現を減じ、Pg歯性感染の誘導するPBを抑制した。よって,NLacは炎症によるPBの新しい予防/治療方法の戦略となる可能性が示唆された.
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