研究課題/領域番号 |
26770144
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
児倉 徳和 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 助教 (70597757)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | シベ語 / 記憶領域 / モダリティ / 意図 / 知識 / 補助動詞 / 記憶 / テンス性 / 満洲語 / ツングース諸語 / 証拠性(evidentiality) |
研究成果の概要 |
本課題では言語主体の記憶領域で行われる情報・知識の処理についてモデルを仮定し、シベ語の文法要素の記述・分析を行った。そして、主に (1) 意志を特殊な種類の知識と見ることにより、話し手の非意図的行為を表す補助動詞 aci-、dudu-、seNda- の意味を体系的に記述し、また話し手の意志を表す動詞接辞 -mi との組み合わせが可能なモダリティの制約に説明を与えることができること、(2) 情報・知識の処理や記憶領域内での状態変化に要する時間を仮定することにより、モダリティを表す要素が副次的に持つテンス的性質に説明を与え、シベ語のテンス・アスペクトを体系的に記述できること、の2点を明らかにした。
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