研究課題/領域番号 |
26870492
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域看護学
生涯発達看護学
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研究機関 | 滋賀県立大学 |
研究代表者 |
川端 智子 滋賀県立大学, 人間看護学部, 准教授 (10599666)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2017年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 喫煙防止教育 / 子ども / 受動喫煙 / 未成年の喫煙開始要因 / 青少年 / 喫煙要因 / 喫煙防止要因 / 構造方程式モデリング / 未成年 / 社会的認知理論 / 防煙授業 / こども / タバコ |
研究成果の概要 |
社会的認知理論を応用した親子防煙教育プログラムの開発を行った。近年は、未成年の喫煙率は低下しているが、喫煙開始年齢の低年齢化が問題となってきている。そのため、喫煙開始年齢に影響する要因を解明し、そのエビデンスを組み入れ、親子防煙教育プログラムを作成した。小学生に対し介入研究を実施した結果、喫煙に関する認識の変化が見られた。特に保護者が喫煙者である場合、このプログラムは有効であることが明らかになった。 また、受動喫煙に関しては、青年期の受動喫煙に対する回避行動は不十分であり、受動喫煙に関する教育を行う事が今後の課題であることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で明らかになった結果は、今後の喫煙防止教育の発展に寄与したと考えられる。社会的認知理論の観点から、子どもの喫煙開始には親のモデリングという行動が関与していると考えられた。今回の研究では、本プログラムの介入が喫煙者である親の認識を変えることができることが明らかになった。そのため、従来の子どもだけへの喫煙防止教育よりも、より有効な教育方法が開発されたと考える。
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