研究課題/領域番号 |
63302005
|
研究種目 |
総合研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
解析学
|
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
青本 和彦 名古屋大学, 理学部, 教授 (00011495)
|
研究分担者 |
砂田 利一 名古屋大学, 理学部, 教授 (20022741)
松本 幸夫 東京大学, 理学部, 教授 (20011637)
小田 忠雄 東北大学, 理学部, 教授 (60022555)
永田 雅宜 岡山理科大学, 理学部, 教授 (00025230)
伊原 康隆 京都大学, 数理解析研究所, 教授 (70011484)
岡本 清郷 広島大学, 理学部, 教授 (60028115)
|
研究期間 (年度) |
1988 – 1990
|
研究課題ステータス |
完了 (1990年度)
|
配分額 *注記 |
15,100千円 (直接経費: 15,100千円)
1990年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1989年度: 6,100千円 (直接経費: 6,100千円)
1988年度: 6,000千円 (直接経費: 6,000千円)
|
キーワード | ケ-ラ-幾何 / モジュライ / ゼ-タ関数 / 位相数学 / 数諭 / 散乱 / 共形場理論 / 統計力学 / 数論 / 関数解析 / スペクトル / Manifolds / 組合せ論 / 不変式 / Zeta / 関数 / Spectrum / Advanced Studies in Pure Mathematics |
研究概要 |
この総合研究は、基礎数理の研究に関わる長期計画の一部であります。数学の学際的研究をより活発にするため、又、我国の数学者によりすぐれた研究成果を、迅速に海外に知らしめ、国際交流の実をあげるためのものです。そのために、大別して、次の3つを実行いたしました。 (1)我が国の基礎数理の研究で最も活発な分野で、研究集会を定期的年1回、2年開催する。この3年間に取り上げた分野には、低次元トポロジ-、微分幾何(アインシュタイン・ケ-ラ-幾何)と偏微分方程式(モ-ジュ・ア-ペ-ル型方程式など)、複素解析、数諭とガロア理諭的幾何、数理物理(共形場理諭、統計物理の可解模型)、散乱理諭などがある。さらに、国際的な報告集“Advanced Studies in Pure Mathematics,紀伊國屋書店ーAcademic Press"を発刊しとその成果を発表する。 (2)重要な研究を進行中の研究者を、その研究にとって最も適切であると思われる研究機関に派遣して活動を促進する。 (3)1990年8月京都で行われた国際数学者会議、及び同時に行われた数学の種々の国際会議に向けて最も成果をあげるための内外の研究交流を促す。 ややもすれば、各分野にこもりがちな基礎数理の研究を広い基盤に立ち、活性化していくこと、又、その成果を迅速に発表し、その結果、海外の研究者からの注目と称賛をあびるに到らせることてで、寄与出来たのではないかと思います。 今後は、このような成果の上に立って基礎数理センタ-とは独立の活動として研究交流、出版などを小田忠雄氏(東北大学理学部・教授)、砂田利一氏(東京大学理学部・教授)らが中心となって継続していく予定です。
|