研究課題
基盤研究(A)
本研究は,元気な高齢者のQOL向上を目的とした日常生活情報を利活用したサービスについて,大規模アンケート調査や屋内・屋外の生活履歴を計測する機器を試用したフィールド調査の実施、屋内でのセンシング技術の検討を通じて考察したものである。その結果、アンケート調査から,世帯構造や性別の違いを考慮し,日常生活の楽しさ,不安,生きがいを目的とするサービスの提案が必要であることが考察できた。フィールド調査から,生活記録を活用したアプリケーション,生活履歴を活用した緩やかな見守りサービスへの展開の可能性が示唆された。また,RSS型センサを用いた室内位置推定アルゴリズムを構築することができた。
デザインマネジメント、デザインシステム