アメロゲニン由来新規ペプチド(amgCP)は、MC3T3-E1およびMSCsの細胞増殖能や基質産性能に影響を及ぼすことが明らかとなった。また、amgCPはLAMP1受容体を介してERK1/2を活性化し、MSCsの細胞増殖に影響を及ぼすことが示唆された。さらに、amgCPを固定化することにより、添加と同様にMSCsの細胞増殖能や骨基質産生能に影響を及ぼすことが明らかとなった。amgCP固定化の有効性が明らかとなったことより、amgCP固定バリアメンブレンを応用した骨再生治療の可能性が強く示唆された。
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