• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2019 年度 研究成果報告書

計算機によるロボット運動の配置空間の研究

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 15K04877
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 幾何学
研究機関琉球大学

研究代表者

神山 靖彦  琉球大学, 理学部, 教授 (10244287)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2020-03-31
キーワード計算機 / ロボット運動 / 多角形のモジュライ空間 / クモの巣装置 / モース理論 / レベルセット / 対合 / 結合角
研究成果の概要

ここ20年ほど、ロボット運動の配置空間のトポロジーが盛んに研究されている。本研究の目的は、計算機を利用することにより配置空間のトポロジーについて精密な成果を得ることである。特に次の2つの問題を重点的に考察する。
1.ロボット運動の配置空間上に、応用範囲の広いBott-Morse関数を構成すること。
2.配置空間のホモロジー類のうち、部分多様体で実現できないものの性質を、対合を作用させることにより調べること。

自由記述の分野

幾何学

研究成果の学術的意義や社会的意義

工学における運動学の起源はジェームズ・ワットに遡る。1700年代に彼は、ワット蒸気機関と呼ばれる装置を開発した。その中核となるのがワット連鎖というものであり、1786年の特許出願でその連鎖が記述されている。その後、様々な連鎖が多くの人々によって発明されていき、運動学という分野に発展した。
連鎖を一つ与えたとき、可能な姿勢全体のなす空間を配置空間と呼ぶ。配置空間がどのような形であるか調べることは重要なことである。本研究の特色は、モース理論という幾何学の理論を駆使することにより、様々な配置空間を統一的に理解することである。

URL: 

公開日: 2021-02-19  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi