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2017 年度 研究成果報告書

アリ随伴がアブラムシ共生微生物の進化・系統に与えた影響

研究課題

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研究課題/領域番号 15K07210
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 生態・環境
研究機関北海道大学

研究代表者

八尾 泉  北海道大学, 農学研究院, 農学研究院研究員 (70374204)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード微生物 / アリ / アブラムシ / カシワ / 遺伝子 / アミノ酸代謝 / 自然選択
研究成果の概要

アブラムシの体内にはブフネラという微生物が共生しており,必須アミノ酸を宿主アブラムシに供給している。また,ボルバキアという微生物の役割は多岐にわたっている。数種のアブラムシからもボルバキアが検出されているが,その役割は不明である。本研究で扱ったカシワホシブチアブラムシからはブフネラとボルバキアの両方が検出された。そこで,それらの役割を推定するための参考として,両微生物の季節による密度(個体数)変化を調べた。ブフネラには季節的な増減が見られたが,ボルバキアは季節を通して変化はなかった。ブフネラは植物の季節的変化から影響を受けているが,ボルバキアはアブラムシの栄養状態とは独立していると考えられた。

自由記述の分野

進化生態学

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公開日: 2019-03-29  

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