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2017 年度 研究成果報告書

視神経脊髄炎免疫病態の解明と治療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 15K09332
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 神経内科学
研究機関東北大学

研究代表者

三須 建郎  東北大学, 医学系研究科, 講師 (00396491)

連携研究者 青木 正志  東北大学, 大学院医学系研究科, 教授 (70302148)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードアクアポリン4 / アストロサイト / 視神経脊髄炎 / 多発性硬化症
研究成果の概要

我々は視神経脊髄炎(NMO)の研究において、ヒトアクアポリン4(AQP4)高親和性の抗体を新たに作成し、ラット脳脊髄炎モデルにおいて病原性を検証したところ、高親和性抗体においてはラット脊髄に広範なNMO病変を呈し、脱髄や軸索障害を伴う病理学的所見を呈することを明らかにした。またAQP4特異的T細胞を樹立した系において、ヒトAQP4抗体を同時に注入することにより、AQP4発現の豊富なラットの大脳表面や脳室周囲、脊髄や網膜等の血管周囲や視交叉などにAQP4脱落病変とヒトIgGの沈着を認めることを明らかにした。同部位では軸索障害を示唆す所見が明らかであり、意義のあるNMO組織傷害モデルと考えられた。

自由記述の分野

神経内科

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公開日: 2019-03-29  

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