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2017 年度 研究成果報告書

子宮内膜症癌化過程におけるサイトカインとミスマッチ修復異常の関与に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 15K10710
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 産婦人科学
研究機関信州大学

研究代表者

岡 賢二  信州大学, 学術研究院医学系(医学部附属病院), 助教 (40345749)

研究分担者 塩沢 丹里  信州大学, 学術研究院医学系, 教授 (20235493)
山田 靖  信州大学, 学術研究院医学系(医学部附属病院), 助教 (60646652)
宮本 強  信州大学, 学術研究院医学系, 准教授 (70418721)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードミスマッチ修復 / サイトカイン / TNFα / 子宮内膜症 / 卵巣癌 / 子宮内膜癌
研究成果の概要

不死化卵巣表層上皮細胞OSE2aにおいて、TNFα100pg/ml添加72時間後のMLH1およびMSH2発現抑制が観察された。この作用はNFκB阻害薬で相殺されたことからNFκBを介していると考えられた。子宮内膜癌細胞株Ishikawa、HEC1BではTNFα添加、鉄イオン添加によりMLH1およびMSH2発現抑制が観察され、卵巣子宮内膜症内でこれらがミスマッチ修復(MMR)機能低下にかかわることが示唆された。子宮内に発がん物質メチルニトロソ尿素 (MNU)を注入することによるマウス内膜癌発生モデルでは、高エストロゲンはMMR蛋白の発現亢進を誘導し、癌化をむしろ抑制している可能性を見出した。

自由記述の分野

産婦人科学、婦人科腫瘍学

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公開日: 2019-03-29  

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