研究課題
基盤研究(C)
本研究では、宿主の自然免疫機構のI型インターフェロンとプリオン感染との関わりについて検討した。結果として、I型インターフェロン受容体を介したシグナル機構がプリオン感染を制御している可能性を明らかにした。本研究により、このI型インターフェロン受容体をターゲットにしたプリオン病の予防・治療法の開発が進むと考えられる。
ウイルス学、免疫学、分子生物学
これまで注目されてこなかった自然免疫機構を視点としたプリオン感染病態メカニズムの解明について研究を遂行することにより、治療法がないプリオン病の創薬開発が進むことが期待される。