本研究では以下の(1)から(3)の識別法により各種廃蛍光管を自動選別する装置を開発した (約2700本 / 時間の処理能力)。 (1)UV光照射時の蛍光管の発光状態をカメラで撮影し、画像処理を用いて三波長蛍光管を判別する方法を開発。(2)電界中に置かれた蛍光管の光をカメラで撮影し、導電性を判別する方法を開発。(3)AE(Acoustic Emission)センサと線形判別法、画像処理とニューラルネットを用いてフィルムの有無を判別する方法を開発。これらの判別率は全て100%であった。さらに、(4)フィルムの剥離、ガラスの切断を行う装置を試作した。
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