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2021 年度 研究成果報告書

社会の福利を志向する技術者を育成する倫理教育プログラムの構築

研究課題

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研究課題/領域番号 18H01067
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分09080:科学教育関連
研究機関早稲田大学 (2019-2021)
東京工業大学 (2018)

研究代表者

札野 順  早稲田大学, 大学総合研究センター, 教授 (90229089)

研究分担者 小林 幸人  熊本高等専門学校, 企画運営部, 教授 (20321523)
安居 光國  室蘭工業大学, 大学院工学研究科, 准教授 (40200498)
片倉 啓雄  関西大学, 化学生命工学部, 教授 (50263207)
永岑 光恵  東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 准教授 (80392455)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード技術者教育 / ポジティブエデュケーション / ウェルビーイング / 技術者倫理 / Good Work
研究成果の概要

well-being(以下WBとする)の教育(Positive Education)と技術者教育を融合した「Positive Engineering Education」 (以下PE2とする)という新しい教育モデルを提唱した。また、PE2教育プログラムの構成要素、具体的な学習・教育目標や内容を含む科目案、「Well-being across the Curriculum」の考え方と実施案を提示した。
さらにPE2全体の教育目標を達成するための教材として、ひとりの学生が自らの WB と技術者としての Good Work についての認知を深めていく過程を描いた映像教材を企画・製作した。

自由記述の分野

科学技術倫理、科学技術史、技術者教育、科学技術社会論

研究成果の学術的意義や社会的意義

環境・人口・資源・経済格差などの諸問題が顕在化し、新しい社会システムの構築が求められているなかで、科学技術の目的が、個人と社会のwell-being(以下WB)であるとする認識が広がっている。ならば、科学技術を実践する技術者は、自らのWBと社会のWBを理解し、促進できねばならない。本研究の成果として提唱した新たな技術者教育モデルである「Positive Engineering Education」 は、個人と社会のWBの促進に貢献できる技術者の育成を目指すものであり、実践されれば、その社会的意義は大きい。

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公開日: 2023-01-30  

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