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2023 年度 研究成果報告書

小児のてんかん原性の形成・進展に関与する脳内ネットワークの解明

研究課題

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研究課題/領域番号 18K07825
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分52050:胎児医学および小児成育学関連
研究機関大阪公立大学 (2022-2023)
大阪市立大学 (2018-2021)

研究代表者

佐久間 悟  大阪公立大学, 大学院医学研究科, 講師 (80570605)

研究分担者 宇田 武弘  大阪公立大学, 大学院医学研究科, 講師 (70382116)
本田 涼子  独立行政法人国立病院機構(長崎医療センター臨床研究センター), 小児科, 医師 (70457555)
小野 智憲  独立行政法人国立病院機構(長崎医療センター臨床研究センター), 脳神経外科, 脳神経外科医長 (10393456)
大澤 政彦  大阪公立大学, 大学院医学研究科, 教授 (80213685)
伊東 正博  独立行政法人国立病院機構(長崎医療センター臨床研究センター), 臨床検査科, 病理医 (30184691)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
キーワードEpilepsy / Neuropathology
研究成果の概要

免疫組織染色でOligodendroglia like cell(OLC)にOlig2は、白質に最も強く発現した。Olig2よりさらに未分化なstageマーカーでOLCは免疫反応を認めず。Filamin Aは肥厚したastrocyte、dysmorphic neuron及び, balloon cellの細胞質に発現、α-B-crystallinは、bizarre glial cells、balloon cells、OLCの細胞質に発現する症例を認めた。炎症などの強いストレス下でα-B-crystallinは,OLCを介しててんかん原性の進展に何らかの影響を及ぼしている可能性が示唆された。

自由記述の分野

小児神経学、てんかん学

研究成果の学術的意義や社会的意義

てんかん性放電が伝播し、てんかん原性領域が進展していく経路となるてんかんネットワーク機構を検討した。これまで、その関係性は小児薬剤抵抗性てんかんでは未解明であった。今回、炎症などの強いストレス下で発現することが示唆されたことで、難治例では早期にてんかん外科手術を検討することが予後向上につなかると考えられた。

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公開日: 2025-01-30  

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