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2023 年度 研究成果報告書

糖尿病を併存する消化器がん患者の自己報告アウトカム評価の基盤構築

研究課題

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研究課題/領域番号 18K10312
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58060:臨床看護学関連
研究機関宮崎大学 (2023)
九州大学 (2018-2022)

研究代表者

伊豆倉 理江子  宮崎大学, 医学部, 准教授 (80805292)

研究分担者 木下 由美子  宮崎大学, 医学部, 教授 (30432925)
山下 貴範  九州大学, 大学病院, 講師 (00807381)
野原 康伸  熊本大学, 大学院先端科学研究部(工), 准教授 (30624829)
朴 珍相  国際医療福祉大学, 福岡薬学部, 講師 (20749949)
樗木 晶子  福岡歯科大学, 口腔歯学部, 客員教授 (60216497)
錦谷 まりこ  九州大学, 大学病院, 学術研究員 (40327333)
中島 直樹  九州大学, 大学病院, 教授 (60325529)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
キーワードPRO / 消化器がん / 糖尿病 / Quality of life
研究成果の概要

本研究の目的は、糖尿病を有する胃腸がんに対して[1]電子的にPROを測定・収集できるシステム(ePRO)の開発と実行可能性の検討、および[2]周術期から療養期におけるPROの経時的変化を検討することである。 [1]ePROのプレテストでは65歳以上の高齢がん患者が多く、電子端末を用いたPRO測定を困難とさせる原因の一つとして、ePROの可視性・視認性の悪さが明らかとなった。[2]では、胃腸がんのうち大腸・直腸がんで糖尿病を有する高齢者の術後1年目のQOLが、非糖尿病がん患者に比べて大きく低下している傾向がみられた。診療現場での実用化に向けて今後もePROシステムを洗練していく必要がある。

自由記述の分野

がん看護

研究成果の学術的意義や社会的意義

がん治療の進歩に伴い、長く療養生活を続けるがん患者が増加する中で、PROは糖尿病とがんに対するセルフケア能力の評価に必要不可欠な指標の一つである。そして、本邦では長期的な継続支援において有効なePROツールの検討がほとんどなかった。
本研究により、糖尿病を有する高齢がん患者に対して、電子端末を用いたPRO測定・収集における課題が明らかとなり、高齢者が利用可能な、質の高いePROシステムを開発するための基礎資料として十分貢献できるものであると考える。

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公開日: 2025-01-30  

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