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2023 年度 研究成果報告書

情報の不確かさに着目した大規模動的分散システムの新たな理論的基盤とその応用

研究課題

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研究課題/領域番号 19H04085
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分60050:ソフトウェア関連
研究機関大阪大学

研究代表者

増澤 利光  大阪大学, 大学院情報科学研究科, 教授 (50199692)

研究分担者 角川 裕次  龍谷大学, 先端理工学部, 教授 (80253110)
首藤 裕一  法政大学, 情報科学部, 准教授 (50643665)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード分散システム / 分散アルゴリズム / 動的ネットワーク / 不確かな情報 / 大域タスク
研究成果の概要

大規模動的ネットワークで動作する分散システムでは,ネットワーク環境の変動などにより,各ノードが収集した大域情報は不確かさを伴う.本研究では,不確かな大域情報を前提とする分散アルゴリズムの可能性を追求することによって,現実的な環境で大域タスクを実現する分散システムの新たな理論的基盤の確立を目指した.
そのために,ノードが収集した大域情報の不確かさを反映したモデルの提案,大域タスクが実現できるために必要な大域情報の正確さの度合の解明,および,大域情報の範囲や正確さの度合いが,大域タスクの達成可能な正確性や効率に及ぼす影響の解明に取り組み,一定の成果を得た.

自由記述の分野

コンピュータサイエンス

研究成果の学術的意義や社会的意義

大規模ネットワーク上に構築された分散システムが日常生活にとって不可欠になっている.分散システムでは,各ノードは収集した大域情報に基づき,自律的に動作することで,分散システム全体でタスクを効果的に処理することが求められている.しかし,大規模動的ネットワークで動作する分散システムでは,ネットワーク環境の変動などにより,各ノードが収集した大域情報は不確かさを伴う.そこで,不確かな大域情報を前提とする分散アルゴリズムの構築が必要である.本研究では,不確かな大域情報を前提とする分散アルゴリズムの可能性を追求することによって,現実的な環境で大域タスクを実現する分散システムの理論的基盤の確立を目指した.

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公開日: 2025-01-30  

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