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2023 年度 研究成果報告書

外部機会付きコンテストの研究

研究課題

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研究課題/領域番号 19K01563
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分07010:理論経済学関連
研究機関名城大学

研究代表者

川森 智彦  名城大学, 経済学部, 教授 (70550531)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワードコンテスト / 外部機会 / contest success function / rent dissipation
研究成果の概要

コンテストにおいて敗者が外部機会から利益を得られる状況を定式化した.各利益団体は自身の外部機会からの利益を事前に減少させることができる.こうした状況で,任意の均衡において,どの利益団体も外部機会からの利益を減少させることはないことを確認した.関連して,任意の均衡でcomplete rent dissipation(CRD)が起きるcontest success function(CSF)を求めた.ここで,CRDとは,利益団体の働きかけ水準の合計が利益団体のコンテストからの利益の最大値と等しくなることを言い,CSFとは,利益団体の政府への働きかけ水準の組に,勝利確率の分布を対応させる関数である.

自由記述の分野

ゲーム理論

研究成果の学術的意義や社会的意義

どの利益団体も外部機会からの利益を減少させることはないという結果は,特段興味深い結果ではない.CRDが起きるCSFの研究は,任意の均衡でCRDが起きるCSFを求めることに成功し,既存研究にはない知見を得ることができた.

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公開日: 2025-01-30  

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