早期変形性膝関節症(膝OA)患者に対する動的超音波検査にてこの評価が「内側半月板の機能を評価することに適しており、早期膝OA患者に対するスクリーニングとして有用である」ことを示した。 また早期膝OA患者に対する立位MRI検査に関しても、同様に変性した内側半月板で非常に大きな半月板の逸脱(機能低下)を生じるが、内側半月板の特殊断裂形態である後根断裂では逸脱の変化が少ないという新たな知見を得た。 さらに外側楔状足底板の効果の評価では「立位超音波を用いて外側楔状足底板治療効果の可視化が可能」という臨床に直結する結果を得た。これらの結果は学会発表・論文発表として発信した。
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