研究課題
基盤研究(C)
戦後日本社会には、「少年少女」という新しい読者層が生まれた。彼らは「地域割り」による「世界文学全集」の読者対象と目された。それら翻訳叢書を読む目的は、「教養形成」に寄与し、戦後の民主主義社会建設に資することであった。その際、時には読書指導者が介在し、時には少年以上に「少女」にとって必要と考えられた。またそれらの翻訳叢書はある意味で、高度成長期における「現代児童文学」の出発と発展の起点とも考えられる。
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千葉大学教育学部研究紀要 59巻
ページ: 350-358
千葉大学教育学部研究紀要 58巻
ページ: 415-422
千葉大学教育学部研究紀要 57巻
ページ: 398-406