• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2023 年度 研究成果報告書

キクタニギクの自然開花期を決定する要因の遺伝学的解明

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 20K06024
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分39030:園芸科学関連
研究機関国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構

研究代表者

住友 克彦  国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 野菜花き研究部門, 上級研究員 (70391406)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワードキク / 開花 / QTL解析 / 高温開花性 / 到花日数 / 日長応答性
研究成果の概要

キクタニギクF2集団において自然開花期のQTLは3箇所検出された.第2連鎖群のQTLは短日応答性のQTLと一致した.第4連鎖群のQTLは短日応答性および高温開花性のQTLと一致した.第6連鎖群のQTLは長日開花性のQTLと一致した.キクタニギクの自然開花期に影響を及ぼす遺伝領域が,高温開花性,長日開花性,短日応答性に関する遺伝領域によって構成されていることは,キクタニギクの自然開花期を決める要因として,これら開花特性が強く関与することを示している.

自由記述の分野

園芸学

研究成果の学術的意義や社会的意義

キク属2倍体野生種キクタニギクの開花期を決定する要因を遺伝学的に明らかにし,原因遺伝子が座乗する領域を絞り込んだ.得られた知見は,我が国の切り花産業の基幹となるキク(栽培ギク)の開花生理を解明し,高精度な開花調節技術を開発するための基礎知見となる.

URL: 

公開日: 2025-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi