研究分担者 |
岡本 幸市 群馬大学, 大学院医学系研究科, 教授 (00124652)
山崎 恒夫 群馬大学, 大学院保健学研究科, 教授 (80200658)
藤田 行雄 群馬大学, 大学院医学系研究科, 講師 (70420172)
牧岡 幸樹 群馬大学, 医学部附属病院, 助教 (10420176)
古田 夏海 群馬大学, 医学部附属病院, 助教 (80625583)
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研究概要 |
常染色体優性遺伝形式の6つの日本人家系から6つのPS1変異(T99A, H131R, H163R, M233L, L219R, V272A)を同定し、CSFのptau(199, 181)の軽度増加、Aβ1-42およびAβ1-40、Aβ1-38低下を見出した(Ikeda M et al. Amyloid 2013)。発症後のCSF Aβ1-42は横ばいを示すのに対し、CSF Aβ1-40とAβ1-38は漸減した。この結果は、γ-セクレターゼ活性の作用部位がPS1ADと孤発性ADで異なること、PS1ADにおけるCSF Aβ蛋白の経時的代謝プロセスが変化を示す重要な知見である。
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