研究課題
基盤研究(C)
日本の業務別・産業別データに貿易データを連結させ,1995~2005年の業務需要と貿易の相関関係を分析した。その間にオフショアリングが進展していれば理論的仮説からサービスや生産労働者の一部の業務が縮小する一方,熟練労働集約的あるいは資本集約的な業務が増える。計測結果からは,日本の輸出財がより資本集約的ないし熟練労働集約的になってきており,対世界の日本の比較優位構造が変化した結果であると推察できる。
経済政策