研究課題
挑戦的萌芽研究
9週齢のwistar male ratを用いた基礎実験において、顔面神経本幹を切断後に切断端同士を端々神経縫合を行った場合、術後4週において縫合部より軸索再生が起こり、顔面表情筋に達していることが確認できた。また同モデルで神経縫合部にbFGF含浸のMedGelを貼付してcontrol releaseすることにより、軸索再生が促進させることが示唆された。最終的な表情筋の運動もbFGFを作用させた方が改善することが示唆された。これにより、神経断裂後の顔面神経麻痺の治療において、徐放化bFGFが果たす役割が期待される。
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