研究課題
若手研究(B)
話者交替に関する発話単位を会話分析の専門家でなくとも付与できるようにする客観的基準を構築するため、発話の区切りを示す音声の音響特徴量について分析を行った。その結果、発話全体に渡る音声の基本周波数が発話末へ向けて下降し、どの発話でも発話末ではほぼ同じ値になることが明らかになり、この変化が発話末を示す手がかりとなることを示した。また、発話末に置かれる統語要素である発話末要素で特に大きく韻律が変化し、ヒトがその韻律から発話末を予測できることから、音響特徴量から発話末を予測できうることがわかった。
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