研究課題/領域番号 |
26293076
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人類遺伝学
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研究機関 | 地方独立行政法人佐賀県医療センター好生館(ライフサイエンス研究所) (2016-2017) 長崎大学 (2014-2015) |
研究代表者 |
安波 道郎 地方独立行政法人佐賀県医療センター好生館(ライフサイエンス研究所), ライフサイエンス研究所, 部長 (80244127)
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研究分担者 |
右田 清志 福島県立医科大学, 医学部, 教授 (60264214)
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連携研究者 |
有吉 紅也 長崎大学, 熱帯医学研究所, 教授 (30311400)
平井 啓久 京都大学, 霊長類研究所, 教授 (10128308)
川合 覚 獨協医科大学, 医学部, 准教授 (70275733)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | ゲノム / 疾患リスク / 表現型分析 / 感染症 / 免疫異常 |
研究成果の概要 |
HLAには多くの型が存在しており、その大部分は抗原提示に関与する構造の差異を伴う。特定の抗原の提示能はHLAの型によって決まるため、ヒト個人の免疫学的特性は非常に多様である。本課題では疾患とHLAの関連を詳細に分析することで、積極的に疾患感受性を低下させているHLAクラスII多型の効果を明らかにした。このことはHLAクラスIIが免疫担当細胞への抗原提示という機能に加え、抗原によってはむしろ免疫系への抑制的な働きかけが優位であり、その結果感染症における過剰な組織傷害や自己免疫・自己炎症機転を鎮めていることを示唆する。
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自由記述の分野 |
人類遺伝学
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