研究課題
基盤研究(B)
患者状態適応パス(PCAPS)を用いて「リンパ浮腫看護モデル」を構築する目的で研究を行った。まず、わが国のリンパ浮腫臨床の現状を、量的に検討し解決課題を抽出した。次にリンパ浮腫外来を受診する患者および外来担当看護師を対象に、リンパ浮腫臨床の現状を質的帰納的に掘り下げた。量的・質的研究の融合の成果から、PCAPSの<リンパ浮腫臨床プロセスチャート>のシステム変更を行うとともに、質的に導き出した患者の体調管理セルフケアの6項目を組み込むことで、患者の心と身体を網羅したチャートを目指した。
がん看護学