研究課題/領域番号 |
26460048
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理系薬学
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研究機関 | 星薬科大学 |
研究代表者 |
米持 悦生 星薬科大学, 薬学部, 教授 (40201090)
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研究協力者 |
服部 喜之 星薬科大学, 薬学部, 准教授 (90350222)
川野 久美 星薬科大学, 薬学部, 助教 (20366834)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 脂質ナノ粒子複合体 / siRNA / 小角X線散乱 / 等温滴定型力ロリメトリー / 凍結乾燥 / 安定性 |
研究成果の概要 |
siRNAを含有した脂質ナノ粒子複合体は、他の製剤よりも高い遺伝子発現抑制効果を誘導した。複合体形成過程を、放射光小角X線散乱測定および等温滴定型力ロリメトリー(ITC)により検討した。複合体粒子は、炭素鎖内の二重結合の数に応じて、シングルラメラ、マルチラメラ、および凝集体を形成し、分子の嵩が低い脂質では膜密度が高かった。さらに、二重結合を含む脂質組成の増加に伴い膜密度は低下し、構造転移のしやすさに関係していた。 固形製剤化手段である凍結乾燥に対する複合体の安定性について検討した結果、糖類、ポリアミノ酸類の添加により、再溶解後のナノ粒子の凝集を低減できることが明らかとなった。
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自由記述の分野 |
製剤工学
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