2014年度は,人体解剖の歴史が古く,多くの世界的に著明な人体解剖標本の展示施設が存在する欧米の現状を把握するために,海外における現状視察を行った。また,これまでのホルマリン固定に替わる固定法であるsaturated salt solution (SSS) 法による人体標本モデルを作製した。 2015年度は,SSS法による全身の人体解剖モデル1体を作製し,実際の見学実習に活用した。 2016年度は,看護基礎教育における解剖学見学実習の実施状況や必要性,期待する効果などについて明らかにすることを目的に,全国の看護教員を対象に,郵送法による質問し調査を実施した。
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