研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、無数のユニットが空間分布している状況を考え、それらの立地決定プロセスを明らかにした。ユニット群間には取引・通信・労使関係に基づく通勤等の関係があり、それらはRadon測度で表現される。本研究ではこのようなシステムを表現する新たな枠組みを構築した。その均衡条件を1つにまとめたポテンシャル汎関数が存在することを示し、そのポテンシャルをLyapunov汎関数として持つ動的モデルを提案した。それを都市構造モデルに応用し、理論的均衡状態に漸近することを数値的に確認した。
システム制御理論