間隙水中の差圧や流量、土の動き等を地盤中で計測する技術が求められている。本研究では使用形態の異なる3つのセンサを試作しその性能試験を実施した。1)長期の沈下や変形のような準静的な動きのある地盤中で使用するマルチセンサ(水圧、3軸ジャイロ),2)比較的移動距離が長く、急激な動的な動きのある地盤中で3成分加速度・3軸ジャイロにより、剛体運動を計測しデータを実験の後に回収するタイプ、3)室内大型振動台実験用として、間隙水圧・加速度3成分・3軸ジャイロを持つタイプ:比較的距短距離の水中地中部から無線でトリガー信号をかけて内部メモリにデータを蓄積した後に、震動実験後にデータを伝送回収するタイプである。
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