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検索結果: 20件 / 研究者番号: 50284914

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  • 1. 梅雨期九州で早朝に頻発する集中豪雨の発生要因の解明

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(B)

    審査区分 小区分17020:大気水圏科学関連
    研究機関 気象庁気象研究所
    研究代表者

    加藤 輝之 気象庁気象研究所, 台風・災害気象研究部, 併任(第二研究室)

    研究期間 (年度) 2025-04-01 – 2029-03-31交付
    キーワード 集中豪雨 / 下層水蒸気
    研究開始時の研究の概要 梅雨期九州での集中豪雨の長期的増加傾向が顕著である要因と早朝に大雨が発生しやすい要因について、東シナ海上の大気下層の水蒸気流入に着目し、客観解析データを用いた研究(気候学的アプローチ+メソ気象学的アプローチ)、衛星データを用いた研究と船舶等観測データを用いた研究を複合的に実施する。その結果として特定 ...
  • 2. 高分解能海洋モデルを利用したモジャコ漁場探索および漁獲予測

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(C)

    審査区分 小区分40030:水圏生産科学関連
    研究機関 鹿児島大学
    研究代表者

    幅野 明正 鹿児島大学, 農水産獣医学域水産学系, 准教授

    研究期間 (年度) 2024-04-01 – 2028-03-31交付
    キーワード モジャコ / 高分解能海洋モデル / 漁場探索 / 漁獲予測
    研究開始時の研究の概要 ブリ養殖は我が国の主要な海面養殖業であるが、天然種苗となるブリ稚魚(モジャコ)の確保に大きなリスクを抱えている。これは、流れ藻の輸送経路とこれに随伴するモジャコの初期生態が分かっていないため、漁場探索や種苗採捕の不確実性が高いことによる。本研究では、高分解能海洋モデルを使った数値実験による流れ藻の漂 ...
  • 3. 日本近海の海洋変動の統合的理解

    計画研究

    研究種目

    学術変革領域研究(A)

    審査区分 学術変革領域研究区分(Ⅱ)
    研究機関 東北大学
    研究代表者

    杉本 周作 東北大学, 理学研究科, 准教授

    研究期間 (年度) 2024-04-01 – 2029-03-31交付
    キーワード 海流変動 / 日本近海 / 大気海洋相互作用 / 海洋熱波 / 大気海洋関係変化 / 黒潮 / 対馬暖流 / 温暖化
    研究開始時の研究の概要 世界の海に比べて日本近海は約2倍の速さで温暖化している。加えて、2010年以降の親潮の北退、2017年からの黒潮大蛇行など、我が国を取り巻く海流・海洋環境は異常状態に突入している。本研究課題では、この急速な海洋環境変化を理解するために、近年開発された高解像度データなどを分析することで海流変動機構を解 ...
    研究領域 ハビタブル日本:島嶼国日本の生存基盤をなす大気・海洋環境の持続可能性
  • 4. 屋久島、種子島周辺での黒潮北偏に伴うサブメソスケール混合現象とその生物化学的影響

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(B)

    審査区分 小区分17020:大気水圏科学関連
    研究機関 東京海洋大学
    研究代表者

    長井 健容 東京海洋大学, 学術研究院, 准教授

    研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2027-03-31交付
    キーワード 黒潮 / サブメソスケール / 渦、フロント / 乱流混合 / 栄養塩フラックス / トカラ海峡 / 海山 / 湧昇 / 栄養塩 / 低気圧性渦
    研究開始時の研究の概要 表層を貧栄養として知られる黒潮は、亜表層では大量の栄養塩を北方の下流域表層に最終的に供給し、生物生産を支える。トカラ海峡上流の黒潮が北偏すると、屋久島南西で小規模な冷水渦を形成しつつ、屋久島や種子島の北方に暖水が波及して大隈分枝流を形成する。この屋久島北側の東向きの流れは、島との境界で時計回りに回転 ...
    研究実績の概要 本研究では、トカラ海峡を流れる黒潮が北偏する際に生じる、サブメソスケールの渦や、低渦位生成に伴う混合現象と、それらの栄養塩供給、低次生態系への影響を現場観測と数値実験を用いて調査している。1回目の観測は、新青丸を用いて2022年12月から2023年1月にわたってトカラ海峡で実施した。本観測時には、ト ...
    現在までの達成度 (区分) 2: おおむね順調に進展している
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (2件 うち国際共著 1件、査読あり 2件、オープンアクセス 1件)   学会発表 (14件 うち国際学会 13件、招待講演 2件)
  • 5. 西岸境界流が生じる沿岸湧昇過程の解明

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(B)

    審査区分 小区分17020:大気水圏科学関連
    研究機関 鹿児島大学
    研究代表者

    堤 英輔 鹿児島大学, 農水産獣医学域水産学系, 助教

    研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31交付
    キーワード 沿岸湧昇 / 西岸境界流 / 流れ・地形間相互作用 / 熱・物質循環
    研究開始時の研究の概要 鹿児島県の大隅半島、千葉県の房総半島、東北の三陸沿岸など、起伏に富む海岸地形の傍を黒潮や津軽暖流といった西岸境界流が流れる海域では、沖合に比べて冷たい海水が沿岸に見られることがある。このような低温の海水は海の深い場所から浅い場所へ「湧昇」したものであり、気象・気候や海洋生態系に影響していると考えられ ...
    研究実績の概要 本課題は、鹿児島県大隅海峡の南岸、千葉県房総半島の南岸、岩手県三陸沿岸において、夏季に発生する水温の局所的な低温化を研究対象とする。その発生メカニズムについて、沖合を流れる西岸境界流に起因する地形性湧昇が主要な役割を果たすとの仮説を立て、この検証することで明らかにする。本年度は以下の取り組みを行った ...
    現在までの達成度 (区分) 2: おおむね順調に進展している
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (3件 うち国際共著 2件、査読あり 3件、オープンアクセス 1件)   学会発表 (5件 うち国際学会 3件)
  • 6. 東シナ海の黒潮の経年変動とその水温場への影響:梅雨に対する役割

    公募研究

    研究種目

    新学術領域研究(研究領域提案型)

    審査区分 理工系
    研究機関 鹿児島大学
    研究代表者

    中村 啓彦 鹿児島大学, 農水産獣医学域水産学系, 教授

    研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2024-03-31完了
    キーワード 黒潮 / ENSO / 梅雨 / 風応力 / 経年変動 / 東シナ海 / 東アジアモンスーン / 梅雨前線 / 大気海洋相互作用 / 季節変化 / 海洋観測
    研究開始時の研究の概要 近年、西日本では、災害に繋がる梅雨期の集中豪雨が増加傾向にある。これまでの研究から、西日本における梅雨初期・中期の降水量の経年変動は、東シナ海の大陸棚上と黒潮の水温差の経年変動に依存することが指摘されている。東シナ海の表層水温は黒潮の影響を強く受けているので、その経年変動を理解するには、黒潮の流況( ...
    研究実績の概要 東シナ海の黒潮の流況について,長期変動(季節~数10年規模)の特性を理解し,黒潮の諸変動が日本周辺の表層水温変動に与える影響,延いては西日本の梅雨期の降水に与える影響を評価した。その結果、以下のことが明らかとなった。1)2005年以降,東シナ海の黒潮流速と流軸位置は顕著に準3年周期変動した。この原因 ...
    研究領域 変わりゆく気候系における中緯度大気海洋相互作用hotspot
    この課題の研究成果物 国際共同研究 (3件)   雑誌論文 (5件 うち国際共著 1件、査読あり 5件、オープンアクセス 3件)   学会発表 (6件)
  • 7. 島嶼海岸生物の地理的分布に分散ネットワークが果たす役割:温暖化に伴う北上は容易か

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(B)

    審査区分 小区分64040:自然共生システム関連
    研究機関 鹿児島大学
    研究代表者

    山本 智子 鹿児島大学, 農水産獣医学域水産学系, 教授

    研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31交付
    キーワード 生物多様性 / 生物地理区 / 黒潮 / トカラ列島 / 温暖化
    研究開始時の研究の概要 琉球列島北部の薩南諸島を対象に、海岸生物各種の分布を決める分散と着底のプロセスを決定する要因について明らかにし、温暖化に伴って起こり得る変化を予測する。当該地域の沿岸は極めて高い生物多様性を有するとともに、2つの生物地理区にまたがっており、温暖化に伴う海岸生物の分布変化を考える上で重要な位置にあると ...
    研究実績の概要 本研究では、島嶼域の海岸生物が分布を維持する仕組みを、各種の分散能力と島嶼間でのハビタットの空間分布に着目して明らかにし、地球温暖化によって起こりえる変化を予測する。以下の4項目に沿って研究を進めることにしており、2022年度は以下のA)B)を進めるとともに、C)の代表種選定を行う予定であった。
    現在までの達成度 (区分) 2: おおむね順調に進展している
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (56件 うち国際共著 1件、査読あり 52件、オープンアクセス 46件)   学会発表 (22件)   図書 (2件)
  • 8. 東アジアモンスーンが励起するマルチスケール黒潮変動

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(B)

    審査区分 小区分17020:大気水圏科学関連
    研究機関 鹿児島大学
    研究代表者

    中村 啓彦 鹿児島大学, 農水産獣医学域水産学系, 教授

    研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31交付
    キーワード 黒潮 / 東シナ海 / 乱流 / 季節変化 / 東アジアモンスーン / 大陸棚斜面反流 / 近慣性内部波 / サブメソスケール擾乱 / エネルギー散逸 / 海洋観測 / 数値実験
    研究開始時の研究の概要 世界有数の勢力をもつ黒潮は、北太平洋中緯度帯を広く覆う亜熱帯循環の一部である。この亜熱帯循環は、偏西風と貿易風の大規模な風のエネルギーで駆動されているが、定常状態を保つために、そのエネルギーが循環のどこかで散逸しなければならない。エネルギー散逸は、強流域の黒潮内で起こっているが、そのメカニズムの全貌 ...
    研究実績の概要 黒潮の運動エネルギーが乱流スケールにカスケードダウンし散逸するプロセスとして,陸棚斜面域における黒潮の不安定現象を通じ放出される近慣性内部重力波の砕波が想定さる。本研究は,現場観測と数値実験によって,東シナ海の大陸棚斜面における黒潮の運動エネルギーの散逸過程を明らかにすることを目的とする。
    現在までの達成度 (区分) 3: やや遅れている
    この課題の研究成果物 国際共同研究 (4件)   雑誌論文 (3件 うち国際共著 1件、査読あり 2件、オープンアクセス 1件)   学会発表 (4件 うち国際学会 1件)
  • 9. 黒潮の経年・10年規模変動とその水温場への影響 ―東シナ海中心の全流路解析―

    公募研究

    研究種目

    新学術領域研究(研究領域提案型)

    審査区分 理工系
    研究機関 鹿児島大学
    研究代表者

    中村 啓彦 鹿児島大学, 農水産獣医学域水産学系, 教授

    研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2022-03-31完了
    キーワード 黒潮 / 中規模渦 / 東シナ海 / 10年規模変動 / 経年変動 / PDO / アジアモンスーン / 10年規模変動
    研究開始時の研究の概要 近年、西日本では、梅雨期の集中豪雨が増加傾向にある。その一因として、東シナ海の海水温変動が西日本の降水過程に与える影響が注目されている。従来の研究より、東シナ海の黒潮流路の経年変動に連動して、東シナ海の大陸棚上の海水温が経年変動するため、西日本の梅雨期の降水量が経年変動する説が提案されている。しかし ...
    研究実績の概要 従来の研究より、東シナ海の黒潮流路の長周期変動に連動して、東シナ海の大陸棚上の海水温が長周期変動するため、西日本の梅雨期の降水量が長周期変動する説がある。しかし、東シナ海の黒潮流路の長周期変動を引き起こすメカニズム、黒潮流路変動が東シナ海の大陸棚上の水温変動を引き起こすメカニズムは、具体的に示されて ...
    研究領域 変わりゆく気候系における中緯度大気海洋相互作用hotspot
    この課題の研究成果物 国際共同研究 (2件)   雑誌論文 (3件 うち国際共著 3件、査読あり 3件)   学会発表 (4件 うち国際学会 4件)   図書 (1件)
  • 10. 黒潮とその源流域における混合過程・栄養塩輸送と生態系の基礎構造の解明

    計画研究

    研究種目

    新学術領域研究(研究領域提案型)

    審査区分 複合領域
    研究機関 愛媛大学
    研究代表者

    郭 新宇 愛媛大学, 沿岸環境科学研究センター, 教授

    研究期間 (年度) 2015-06-29 – 2020-03-31完了
    キーワード 黒潮 / 乱流 / トカラ海峡 / 栄養塩輸送 / 内部潮汐 / 内部波 / 台湾東方 / 海洋科学 / 海洋物理・陸水学 / 台湾東沖 / 乱流観測 / プランクトン / ルソン海峡 / 東シナ海陸棚縁辺部 / 鉛直混合 / 現場観測 / 培養実験 / 海洋混合
    研究成果の概要 黒潮とその源流域をフィールドとして、大洋の縁辺域における混合を定量的に評価し、境界混合が物質輸送に果たす役割、ならびに生態系への寄与を明らかにすることを目的として、物理および生物・化学的観測に基づいた分野連携的研究を実施した。本研究では、黒潮流域上に、ルソン海峡、台湾東沖、東シナ海陸棚縁辺部、トカラ ...
    研究領域 海洋混合学の創設:物質循環・気候・生態系の維持と長周期変動の解明
    この課題の研究成果物 国際共同研究 (12件)   雑誌論文 (42件 うち国際共著 24件、査読あり 41件、オープンアクセス 8件、謝辞記載あり 3件)   学会発表 (149件 うち国際学会 65件、招待講演 11件)   備考 (1件)   学会・シンポジウム開催 (5件)
  • 11. 琉球海流の力学過程と物質輸送過程の解明

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(B)

    研究分野 気象・海洋物理・陸水学
    研究機関 鹿児島大学
    研究代表者

    中村 啓彦 鹿児島大学, 農水産獣医学域水産学系, 教授

    研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31完了
    キーワード 琉球海流 / 黒潮 / 中規模渦 / 季節変動 / 北太平洋中層水 / 栄養塩 / 琉球海流系 / 経年変動 / 係留観測 / 国際共同観測 / 北太平洋午子面循環 / JCRYCSS / JKRYCSS / 北太平洋子午面循環
    研究成果の概要 以下の成果を示した。1)日中韓の国際共同観測により,源流域で組織的に琉球海流が観測され,約500m深に~20cm/sの流速コアをもつ恒常的な潜流(琉球海流)が確認された。流速コアの強度は西進してくる中規模渦の衝突と無関係であり,西進する中規模渦は琉球海流の形成原因ではないことが示唆された。この点は, ...
    この課題の研究成果物 国際共同研究 (8件)   雑誌論文 (6件 うち国際共著 4件、査読あり 6件、謝辞記載あり 2件)   学会発表 (28件 うち国際学会 14件、招待講演 2件)   図書 (1件)
  • 12. ケラマギャップ通過流と黒潮擾乱の組織化が駆動する沖縄トラフ中深層循環の研究

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(C)

    研究分野 気象・海洋物理・陸水学
    研究機関 鹿児島大学
    研究代表者

    中村 啓彦 鹿児島大学, 水産学部, 准教授

    研究期間 (年度) 2011 – 2013完了
    キーワード 沖縄トラフ / ケラマギャップ / 北太平洋中層水 / 琉球海流系 / ハイドロリック・コントロール / 鉛直拡散係数 / 湧昇流 / 深層循環 / 国際研究者交流 / 韓国 / overflow / 鉛直混合 / 琉球海流 / 国際情報交換 / アメリカ合衆国 / 海洋物理学 / hydraulic control / 海洋観測
    研究概要 沖縄トラフの約1000m以深の海域は,南西諸島(海嶺)に遮られて北太平洋中深層から孤立しているため,そこには固有の海水循環システムがある。本研究では,主に船舶を利用した海洋観測と歴史的データ解析により,沖縄トラフの中深層水の循環と水塊形成を調べた。その結果,琉球列島の東側を流れる琉球海流(500~1 ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (8件 うち査読あり 7件)   学会発表 (21件 うち招待講演 1件)   備考 (1件)
  • 13. 高解像度解析・観測・階層モデルによる海洋前線への大気応答と海洋再応答の研究

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(A)

    研究分野 気象・海洋物理・陸水学
    研究機関 北海道大学
    研究代表者

    見延 庄士郎 北海道大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授

    研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2014-03-31完了
    キーワード 黒潮 / 東シナ海 / 現場観測 / データ解析 / 数値計算 / 降水 / 表面風 / 日周期 / 大気海洋相互作用 / 熱フラックス / 表面風速
    研究概要 黒潮などの大気への影響を明らかにし,また大気がさらに海洋にフィードバックする可能性を探るために,特に東シナ海の黒潮に着目して研究を行った.データ解析によって,東シナ海の黒潮上で梅雨期に「深い大気加熱モード」が卓越し,日周期の降水変動が生じていることを発見した.数値計算では,東シナ海の存在が日本付近で ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (53件 うち査読あり 53件)   学会発表 (150件 うち招待講演 15件)   備考 (1件)
  • 14. 縁辺海の海洋構造に励起される大気海洋相互作用と海洋生態系への影響

    計画研究

    研究種目

    新学術領域研究(研究領域提案型)

    審査区分 理工系
    研究機関 九州大学 (2014)
    愛媛大学 (2010-2013)
    研究代表者

    磯辺 篤彦 九州大学, 応用力学研究所, 教授

    研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2015-03-31完了
    キーワード 大気海洋相互作用 / 縁辺海 / 沿岸海洋 / 海洋生態系 / 東アジア縁辺海 / 生物生産性 / 地域気象 / 海洋同化モデル / 領域大気モデル / 縁辺海の大気海洋相互作用 / 海洋同化プロダクト / 黒潮流軸と気象 / 黄海・東シナ海 / 日本海 / 瀬戸内海 / 同化プロダクト / 島法則 / 冬季温帯低気圧 / 南岸低気圧 / 黒潮流路 / DREAMS / 温帯低気圧 / 海陸風分布 / 急潮
    研究成果の概要 日本南岸における黒潮流路変動が、南岸低気圧の経路に揺らぎを与えることを発見した。冬季東シナ海における浅海部の海面冷却は、これに連動した海面気圧と風系の変化を通して、負のフィードバック機構を持つことを示した。瀬戸内海での海面水温分布によって海陸風が変調すること、大潮・小潮周期の海面水温変化に応じて、海 ...
    研究領域 気候系のhot spot:熱帯と寒帯が近接するモンスーンアジアの大気海洋結合変動
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (44件 うち査読あり 43件、謝辞記載あり 14件)   学会発表 (86件 うち招待講演 5件)   図書 (1件)
  • 15. 東シナ海における黒潮の冬・春期の不安定化とその経年変動のメカニズムの解明

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(C)

    研究分野 気象・海洋物理・陸水学
    研究機関 鹿児島大学
    研究代表者

    中村 啓彦 鹿児島大学, 水産学部, 准教授

    研究期間 (年度) 2008 – 2010完了
    キーワード 黒潮流路 / 沖縄トラフ / 不安定現象 / 冬季季節風 / 人工衛星海面高度計 / 海洋大循環モデル / 黒潮小蛇行 / 黒潮 / 季節変動 / 力学系 / 季節風 / 湧昇流 / 海洋観測
    研究概要 北部沖縄トラフの黒潮流路が冬・春期に不安定化する現象は,東シナ海上の冬季季節風に対する黒潮の局所的応答で説明できることを,理論と数値計算から示した。その応答とは,冬季季節風によって黒潮流軸の沿岸側でエクマン湧昇が起こり,黒潮が陸棚斜面から剥がされるため傾圧不安定が起りやすくなるというものである。さら ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (4件 うち査読あり 4件)   学会発表 (12件)   備考 (1件)
  • 16. 東シナ海黒潮直下の大陸棚斜面反流の空間連続性

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(B)

    研究分野 気象・海洋物理・陸水学
    研究機関 鹿児島大学
    研究代表者

    中村 啓彦 (2005-2006) 鹿児島大学, 水産学部, 助教授
    市川 洋 (2004) 鹿児島大学, 水産学部, 教授

    研究期間 (年度) 2004 – 2006完了
    キーワード 黒潮 / 大陸棚斜面 / 斜面反流 / 東シナ海 / 海洋観測 / 流速 / 係留観測 / 組織化 / 陸棚斜面
    研究概要 東シナ海の大陸棚斜面の黒潮直下では,海底付近で強化された反流-大陸棚斜面反流(以下,斜面反流)-がしばしば観測される。しかし,この反流の持続性や東シナ海全体での空間的広がりは,これまで調べられてこなかった。一方,黒潮直下の反流は四国沖でも観測されることから,斜面反流は西岸境界流に付随する基本的特徴の ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (6件)
  • 17. IESによる黒潮の傾圧場の変動に関する基礎的研究

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(B)

    研究分野 気象・海洋物理・陸水学
    研究機関 九州大学
    研究代表者

    今脇 資郎 九州大学, 応用力学研究所, 教授

    研究期間 (年度) 2003 – 2005完了
    キーワード IES(inverted echo sounder) / 黒潮 / 海面力学高度 / 衛星海面高度計 / 傾圧流量 / 淡青丸航海 / 傾圧密度場 / 黒潮流軸 / 傾圧流速場 / 沿岸水位 / GEM(gravest empirical mode) / 音波往復時間 / 傾圧場
    研究概要 本年度は,足摺岬沖の沖合域と沿岸域に設置されていた2測点のIES(inverted echo sounder:倒立音響測深器)の音波伝達時間のデータから,各々の海域でのGEM(gravest empirical mode)法を用いて水温・塩分の鉛直断面を推定し,海面力学高度の時系列を求め,2測点間の ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (14件)   文献書誌 (3件)
  • 18. 沖縄舟状海盆北部における黒潮流路変動の力学の解明

    研究課題

    研究種目

    奨励研究(A)

    研究分野 気象・海洋物理・陸水学
    研究機関 鹿児島大学
    研究代表者

    中村 啓彦 鹿児島大学, 水産学部, 講師

    研究期間 (年度) 2000 – 2001完了
    キーワード 黒潮 / 黒潮前線 / 東シナ海 / トカラ海峡 / 数値シミュレーション / 海洋物理学 / 地球流体力学
    研究概要 沖縄舟状海盆北部の陸棚斜面からトカラ海峡における黒潮流路変動の力学を解明するために、現実的な海底地形上での黒潮流路の定常多重性と、黒潮前線波動に対するそれらの流路の安定性および変動特性を、流入流出モデルを用いて数値実験的に調べた。流入流出モデルには、シグマ座標モデル(POM)を用いた。水平解像度は5 ...
  • 19. 東シナ海の海況モニタリングの研究

    研究課題

    研究種目

    特定領域研究

    審査区分 理工系
    研究機関 鹿児島大学
    研究代表者

    市川 洋 鹿児島大学, 水産学部, 教授

    研究期間 (年度) 1999 – 2002完了
    キーワード 東中国海 / 大陸棚 / 黒潮 / 栄養塩 / 海況 / モニタリング / 水塊 / クロロフィル / 東シナ海 / 水温 / 塩分 / 国際研究者交流 / 韓国:中国 / プランクトン / 潮汐流
    研究概要 本研究は、1ヶ月程度の現場観測期間中の資料に含まれている短期的な時間変動および局所的な空間変化成分を評価するとともに、新たなトレーサーを用いた水塊の分類・追跡によって海水流動構造および拡散・混合過程の実態を把握することを通して,短期および長期数値予測モデルの予測精度の向上に資することを目的として行わ ...
    この課題の研究成果物 文献書誌 (68件)
  • 20. 世界海洋観測システム(GOOS)の海洋物理学的目標の研究

    研究課題

    研究種目

    国際学術研究

    研究分野 気象・海洋・陸水学
    研究機関 東京大学
    研究代表者

    平 啓介 東京大学, 海洋研究所, 教授

    研究期間 (年度) 1995 – 1997完了
    キーワード 海洋物理学 / 世界海洋観測システム / ユネスコ政府間海洋学委員会 / 海底ケーブル利用海流計測 / 緑辺海循環モデル / 海洋乱流 / NEAR-GOOS / 海洋データベース / 縁辺海循環モデル / 海底ケーブル利用 / 海洋音響学 / ユーロGOOS / 衛星海洋学 / 海流流量熱輸送 / 海洋音響計測 / 海洋循環モデル
    研究概要 世界海洋観測システム(Global Ocean observing System)は1992年以来、ユネスコ政府間海洋学委員会が推進している海洋の観測、データ配布と解析、変動予測を目的として、気候、生物資源、海の健康、沿岸、海洋業務整備について進めている。海水温、塩分、海流などの物理量は基本的なもの ...
    この課題の研究成果物 文献書誌 (75件)

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