研究課題/領域番号 |
08244102
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研究種目 |
特定領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
上林 弥彦 京都大学, 情報学研究科, 教授 (00026311)
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研究分担者 |
土居 範久 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (50051553)
高木 利久 東京大学, 医科学研究所, 教授 (30110836)
大野 豊 立命館大学, 総合理工学研究機構, 客員教授 (60026185)
矢島 脩三 関西大学, 総合情報学部, 教授 (20025901)
藤原 謙 (藤原 譲) 神奈川大学, 理工学部, 教授 (40110473)
長尾 真 京都大学, 工学研究科, 教授 (30025960)
國井 利泰 会津大学, コンピュータ理工学部, 教授 (50013743)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
79,100千円 (直接経費: 79,100千円)
1999年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1998年度: 22,100千円 (直接経費: 22,100千円)
1997年度: 25,700千円 (直接経費: 25,700千円)
1996年度: 28,300千円 (直接経費: 28,300千円)
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キーワード | データベース / マルチメディア / 情報ベース / メディア統合 / 環境統合 / コンピュータネットワーク / 協調処理 / 分散処理 / マルチメデア |
研究概要 |
平成11年11月28日から30日にかけて、京都でInternational Symposium on Database Applications in Nontraditional Environments(DANTE)を開催した。発表論文は60件(基調講演論文3件、一般論文44件、短論文13件、外国が半分)で、参加者100名程度のこじんまりした会議であったが、実質的な討議ができた。またこの会議の論文集はIEEE CS Pressより刊行される。 この特定研究では,今までのデータベース研究の単なる延長ではなく,次世代システムにおける応用を意識したデータベース研究を行なってきた。この会議でもそれを主な検討課題とした。主な課題は次のようなものである。 (1)データウェアハウスの機能、効率の良い処理方式、意味制約、データマイニングの方法(2)ウェブを用いたデータベースについては、資源管理の方法、メディエーターの統合法、ウェブのスペース管理、空間データベースによるインターネット中での巡行処理、ウェブキッシュに関する研究など(3)定型文字データ以外の扱いとして、XMLのような半構造データ、マルチメディアデータ、空間データベース、地理データベース、巨大な科学シュミレーションデータベースや3次元データの扱いなど(4)協調処理に関しては、協調処理へのデータベース利用、協調トランザクションモデルの比較、ワークフローの利用など(5)さらにこれらの新しい応用に関連するようなデータモデルや、高度な応用として人間の動きや生活をシュミレーションするようなデータベースなどである。 会津大学創立者の國井利泰法政大学教授をはじめ、アメリカMCC副社長Marek Rusinkiewicz博士、ローザンヌスイス連邦工科大学ローザンヌ校のStefano Spaccapietra教授を基調講演に迎え、中国、インド、オーストラリア、スイス、アメリカ等各国のデータベース研究の中心人物の参加を得て、成果について評価と検討をお願いした。 データベース研究は、より大容量のデータを高速に処理するという従来形の研究から、ネットワーク技術と融合した情報流通革命に対応する研究へと研究テーマの中心が変化しつつあり、この特定研究および国際会議は機を得たものであったといえる。この分野は世界的にも注目されており、特定研究の成果がさらに発展した成果になっていくと期待できる。
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