研究課題/領域番号 |
15K07691
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
動物生産科学
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
高坂 哲也 静岡大学, 農学部, 教授 (10186611)
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研究協力者 |
佐々田 比呂志
柴田 昌利
寺田 圭
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | リラキシン / RLF / INSL3 / Passive immunization / Active immunization / Sperm production / Germ cell apoptosis / RLF/INSL3 / RLF不活性化 / 精子受精能 / cAMP/cGMP / 精子障害モデル / RNA干渉 / 不活性化 / 精子成熟 / Apoptosis / Testis |
研究成果の概要 |
本研究では、ブタ精巣で発現するリラキシン様蛋白(RLF)(insulin-like factor 3、INSL3とも呼ぶ)の作用機構について、抗体により内因性RLFを不活性化(中和化)したブタを作製して究明した。不活性化モデルブタでは、生殖細胞のアポトーシスが4倍増加し、BAXの発現増加、BCL2の発現減少をもたらし、CASP3発現を活性化した。精子性状の変化に加え、精子運動能や濃度を低下させた。以上、RLF不活性化(中和)は生殖細胞のアポトーシス増加と精子性状の低下を導き、RLFが生殖細胞の抗アポトーシス・成熟因子として機能することを示唆する。
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