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終の棲家で最期を安心して迎えるための入所者参画型看取り看護ガイドラインの構築

研究課題

研究課題/領域番号 16K12073
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 臨床看護学
研究機関名桜大学

研究代表者

伊波 弘幸  名桜大学, 健康科学部, 准教授 (40712550)

研究分担者 大城 凌子  名桜大学, 健康科学部, 教授 (80461672)
永田 美和子  名桜大学, 健康科学部, 教授 (50369344)
鶴巻 陽子  名桜大学, 健康科学部, 准教授 (80710128)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワードハンセン病療養所 / 入所者の看取り / 看取りガイドライン / ライフサポート / ハンセン病 / ガイドライン構築 / 看取り / 高齢化 / 看取り看護 / 入所者の高齢化 / 入所者参画型 / ガイドライン
研究成果の概要

本研究はハンセン病療養所における看取り看護ガイドライン構築に向け調査を行った。調査1として、研究に同意が得られた10施設769名の看護師を対象に質問紙調査実施した。調査2として10施設から10名の看護師を選定し看取りの現状と課題、看護師の看取りに関する思いについて半構造化面接を実施した。調査3として10施設から入所者8名を選定し入所者の生活史、看取りに関する思いについて半構造化面接を実施した。その結果、看取りを実施する上の施設整備、リビングウィル用紙の活用方法、ライフサポートの運営方法、看取りの方針、看取りの実践マニュアル、他職種連携を踏まえた職員教育の整備が急務であることが示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

全国ハンセン病療養所13施設の入所者の平均年齢が85歳を超え、看取り看護のあり方が喫緊の重要課題になっている現在、入所者の看取り看護におけるガイドラインは未だ構築されていないのが実情である。ハンセン病療養所において看取りに関する研究が着目されなかった理由として、「らい予防法」により入所者に関する情報の発信が困難であったことや、入所者自身が自分の死を公にしたくなかったこと等が考えられる。しかし、入所者の平均年齢が85歳を超え、厚生労働省により終生の在園保障がなされたことから、今後、ハンセン病療養施設における看取り看護のガイドラインが重要視されていくものと考える。

報告書

(5件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2018 2017

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 国立ハンセン病A園における入所者の看り看護の現状と課題 - 終の棲家で入所者を看取る看護師の思い -2018

    • 著者名/発表者名
      伊波弘幸
    • 学会等名
      第12回日本看護ルーラルナーシング学会学術集会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [学会発表] 国立ハンセン病A療養所における看取り看護の現状と課題ー終の棲家で入所者を看取る思いー2017

    • 著者名/発表者名
      伊波弘幸
    • 学会等名
      日本ルーラルナーシング学会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2021-02-19  

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